【—このページの目次—】
1.あなたは卒婚したい?卒婚に向いている人、向いていない人
2.卒婚のメリットを徹底解説
3.卒婚のデメリットを徹底解説
「あなたは卒婚をしたいと思ったことはありませんか?」
卒婚をしたいけれど、卒婚ってどのようなメリットやデメリットがあるのか知っていますか?
卒婚は、著者・杉山由美子さんが発売した「卒婚のススメ」という本で提唱された造語です。ここ最近で、よく「卒婚」という言葉を聞くようになりましたね。実際に芸能人も「卒婚」をしている夫婦もいるので新しい夫婦のスタイルとして注目されています。
そんな「卒婚」をしたいと考えている女性が増えてきています。現在は共働きの夫婦が多く自立している女性が多いです。自立している女性は特に卒婚をしたいと考える人が増えています。夫に頼らなくても生きていけるという気持ちや、自由な時間が欲しいという気持ちから、「卒婚」を考えるのです。
このページでは、卒婚したい人の向き不向き、卒婚のメリット、デメリットを解説します。
【—このページの目次—】
1.あなたは卒婚したい?卒婚に向いている人、向いていない人
2.卒婚のメリットを徹底解説
3.卒婚のデメリットを徹底解説
あなたは卒婚したい?卒婚に向いている人、向いていない人
あなたは今の生活を窮屈に思ったことはありませんか?自由な時間が欲しいと感じたことはありませんか?
自分の自由な時間を満喫したい、夫婦生活に疑問を抱いている女性が増えています。そう感じている女性の多くは「卒婚」を選択したり、「卒婚」をしたいと考えています。特に子育てで自分の時間を束縛されていた女性に多く、子育てがひと段落した人が「卒婚」したいと強く思う傾向が強いです。
そもそも「卒婚」というのは、どのようなものかを解説しましょう。「卒婚」というのは、戸籍上は夫婦でもお互い束縛しあわず、自由に生きるという夫婦のスタイルです。
ですから、自由な時間が欲しい人や、束縛されない夫婦生活を求めている女性が「卒婚」をしたいと考えるのです。
「卒婚」したいと考えいていても、人には向き不向きがあるように、「卒婚」に向いている人、向いていない人と別れます。まずは、「卒婚に向いている人」について解説しましょう。
「卒婚に向いている人」は、自立をしている人。自由な時間を大事にしている人。パートナーに依存していない人。というのが挙げられます。
卒婚したといっても夫婦なのだから、経済面は夫が出してくれるんでしょう?という甘い考えはありませんか?
あなたが卒婚をしたい理由は何でしょうか?自由な時間を大事にしたい、夫婦生活に疑問があるという理由ではないですか?
あなたが自由な時間を手に入れるために卒婚を選択したのならば、パートナーにももちろん自由な時間を手にしてもらうことは必須条件です。
パートナーはパートナーで自由な時間を手に入れたわけですから、今までのように経済面で頼ることはできないと考えてください。せめて自分のものは自分で買うくらいの収入がないと厳しいです。
経済面でパートナーに頼るというのは相手に「依存」していることと一緒です。あなたが収入面でパートナーに頼らず、自由な時間を大切にしたいと考えている人ならば「卒婚」に向いている人です。
では逆に卒婚に向いていない人はどのような人なのでしょうか?
卒婚に向いていない人は、自立していない人、パートナーに依存している人です。
自由な時間が欲しいという気持ちは誰にでもある感情です。
ですが、自分の物を買うこともできない。経済面で夫に頼りっきりというのであれば、はっきり言いますと、夫なしでは生活できないということになります。
ただ単に一人の自由な時間に対する憧れを持っているだけという可能性があります。
それでも、卒婚をしたいと考えるのであれば、まずは卒婚に向けて自分の物だけでも買えるように自立することをお勧めします。
卒婚のメリットを徹底解説
卒婚したらどんなメリットがあるのだろう?卒婚したことによってどのようなメリットがあるのか気になりますよね。
卒婚のメリットは以下になります。
・家事がどちらかの負担にならずに済む
・自由な時間が大幅に増える
・時間を気にせずに親の介護ができる
・夫婦関係の修復できる可能性
卒婚は夫婦としては別れないけれど、束縛ということはせずにお互い自由に生きるという夫婦のスタイルです。ですから、一番のメリットは今まで「夫婦だからやっていたことをしなくても良い」というのが最大のメリットです。
夫婦だからやっていたこととして挙げられるのは、食事の支度や家事、相手の健康管理です。卒婚をしたら、これらはすべてどちらかが負担してやらなくて済むようになるのです。
食事の支度や家事をお互いにやるようになることで自由な時間を大幅に増やすことができます。
自由な時間が大幅に増えるということは、仕事に打ち込むことができたり、趣味に使える時間が増えます。
また、親の介護をパートナーに気を遣うことなくできるのもメリットです。実家が遠い場合は特に介護は大変ですよね。自宅と実家だの往復だけで一日が終わってしまうという話も聞きます。本当は親に尽くしてあげたいけれど、パートナーにも食事を作らなくてはいけない。自宅の家事をしなくてはいけない。ということで介護と家族に挟まれて悩んでいるという人が非常に多いです。
卒婚をして、パートナーには自分のことは自分でやってもらう。家事の負担がなくなったから、気持ちよく介護をすることができる。というメリットにつながるのです。
卒婚をしたことで、パートナーの良いところに気づくことができるというメリットもあります。卒婚をするまでは、漠然と「夫婦」をしてる人がほとんどです。ですが、お互い自立して「人対人」になったことで、相手の良い面を見つけることができるのです。
例えば実はパートナーが家事がうまいことに気づいたり、家族としてではなく一人の人間として見てみたら魅力的な人だということに気づく。などが考えられます。
実際に卒婚をしたことで夫婦仲がよくなり、卒婚をしたことで夫婦関係が修復したという話を聞きます。
もしも夫婦関係が冷めている。以前のような夫婦関係に戻りたいと考えているのならば、卒婚の選択をしてみても良いでしょう。卒婚をすることで、今の夫婦関係を修復できる可能性があります。ただし、卒婚にはメリットもありますが、デメリットもありますので、デメリットについては次の解説を読んでください。
卒婚のデメリットを徹底解説
卒婚をしたことで、デメリットってあるのかな?と疑問に思いますよね。今回はデメリットについて解説します。
まず、卒婚のメリットを簡単に紹介します。
「家事の負担が軽くなる」「自由な時間ができる」「気持ちよく親の介護ができる」「夫婦仲の修復が見込める」などがあげられます。人によっては、他のメリットも見つけることができるでしょう。
では、卒婚のデメリットはどんなことがあるのでしょうか?卒婚のデメリットは以下になります。
・相手に頼ることができない
・お金の負担や介護面の不安
・夫婦仲が完全に破滅
・卒婚をしたことで離婚する可能性
卒婚は「お互いに頼ることなく自立して自由に生きる」夫婦のスタイルです。これまで夫婦の時間を一人一人の時間にするということになります。それぞれ予定を組んでしまうため、何かあった時に相手に頼ることができないというのが一つのデメリットです。あなたに急な予定が入ってしまい、今までは「これやっといて」と頼めていたことが、簡単に頼めなくなってしまします。お互い自由に生きるということは相手の時間を束縛することも許されなくなるということに繋がります。ですから、あなたの都合で相手に頼るということができなくなるのです。
相手に頼ることができないということは、お金の面や、介護の面も頼ることができなくなります。
卒婚をしている芸能人は一般人よりもお金があるため、パートナーにお金の負担をしています。では、一般人でパートナーのお金まで負担できる人がいるでしょうか?はっきり言って、ほとんどの人が相手のお金までは負担はできません。今までは夫の収入などに頼り切って生活をしていたかもしれませんが、そのようなことが全くなくなります。自分自身でお金を負担していかなければいけなくなります。
自分の身体が不自由になった時のことを考えてみましょう。卒婚でお互い束縛しない自由な人生を選択したのだから、自分の身体が不自由になった時に、パートナーにあなたの介護は頼むことはできません。
また卒婚をしたことによって、完全に夫婦仲が破滅してしまうケースがあります。もともと夫婦仲が破綻していて、卒婚を選択したのならば、このデメリットについてはあまり気にすることはないでしょう。ですが、夫婦仲を良くしたいから卒婚を選択した場合、このデメリットは深刻な問題です。卒婚をしたことにより、相手が一人の時間を押下し、二度と普通の夫婦に戻りたくないと思ってしまう可能性があります。逆に、あなたが、自由な時間のすばらしさに気づき、元の生活には戻りたくないと考えてしまうケースもあります。どちらか一方が、このような感情を抱いてしまったら、元の普通の夫婦には二度と戻ることはできないでしょう。
普通の夫婦に戻ることができないという感情を持ってしまった場合、最悪「離婚」という方向へ向かってしまう可能性があります。
卒婚は離婚の手続きが面倒だったり、夫婦として一緒にいても束縛されない自由な人生を生きるという理由などから卒婚を選択します。
ですが、卒婚をしたことで、相手が必要ないと感じてしまった場合はどうなるのでしょうか?
一般的に考えて離婚をして自分だけの新しい人生を選択しますよね。
また卒婚をした後、人生の再スタートを一緒に歩みたいと考える人に出会ったのならばどうでしょうか?
この場合も、卒婚を続けている意味はなくなり「離婚」を選択します。
このことから、卒婚をしたことで、離婚する可能性があるというデメリットもあるのです。
万が一、離婚は全く考えていないというのならば、軽い気持ちで卒婚を選択するのは危険です。離婚は避けたいけれど、卒婚はしたいと考えているのならば、パートナーときちんと話し合うことが必要です。
卒婚のメリット、デメリットのまとめ
卒婚のメリット、デメリットは以下になります。
卒婚に向いている人と向いていない人の違い
卒婚のメリットは束縛されない自由な人生や夫婦仲の修復
卒婚のデメリットは相手に頼れなくなったり本格的な離婚
卒婚のメリットは、家庭に縛られず自由な人生を送ることができます。夫婦仲を修復したいと考えている夫婦が卒婚をしたことにより、お互いの魅力に再度気づくことができて、夫婦仲が修復できる可能性があります。
逆に卒婚のデメリットは、お互いに依存することなく自由な人生を送ると決めた以上、簡単に相手に頼ることができなくなります。また夫婦仲を修復したいと考えていたのに、修復どころか離婚してしまう可能性があります。
まずは、あなたが卒婚に向いているのか、向いていないのかをきちんと見極めることが必要です。
もしかしたら、卒婚をしたいというよりも、ただ自由時間が欲しいという気持ちの場合もあります。
卒婚のメリット、デメリットをきちんと理解して、本当に卒婚をしたいのか?考えてみましょう。