MCTオイルを利用したダイエット方法を解説

「MCTオイルでダイエットしたいけどどんな方法があるの？」

これからMCTオイルでダイエットを考えている人にとって、MCTオイルをどのように利用すればダイエットに効果が出るのか？どんなダイエット方法があるのか気になりますよね？

MCTオイルを利用したダイエット方法は、飲み物に混ぜたり食事に取り入れたりなど複数の方法があります。

コーヒーにMCTオイルを混ぜて朝食代わりにする方法や、サラダにドレッシング代わりにかける方法、また、他のダイエット方法に補助食品として利用している方もいます。

このページではMCTオイルを利用したダイエット方法をいくつか紹介し、どのダイエット方法が効果を期待できるかについて解説していきます。

【—このページの目次—】
1.MCTオイルを利用したダイエット基礎編
2.カロリー制限をしてMCTオイルを利用
3.ケトジェニックの補助食品としてMTCオイル

MCTオイルを利用したダイエット基礎編

MTCオイルを利用したダイエットをしたいけれど、どのように利用すればいいんだろう？MCTオイルのダイエットは基本的にはどんな方法なんだろう？MCTオイルでダイエットをしたいけれど基本的な使い方を知らなければ効果もうまく出ないので、まずは基本的な使い方を知りたいですよね。

MCTオイルを利用したダイエットの基礎は以下になります。

・一日の摂取量は30～100ｇで1回10ｇ、数回に分けて摂取する
・MCTオイルを直接摂取るのではなくコーヒーに入れたりサラダやヨーグルトに入れて摂取
・MCTオイルのカロリー分、運動で消費したり食事を減らしたりする

MCTオイルを一日30～100ｇ、1回10ｇ、数回に分けて摂取する？え？それだけでダイエット効果なんて出るの？と疑問に思いますが、MCTオイルを摂取する目的というのは、脂肪燃焼を燃やしやすい身体作りです。MCTオイルに含まれる中鎖脂肪酸が脂肪燃焼を促す効果がを持っているため、MCTオイルを摂取すると自然と脂肪を燃やしやすい身体を作ることができるのです。

MCTオイルを摂取すればいいのかと言ったらそうではありません。直接MCTオイルを飲んでしまうと腹痛や下痢を引き起こす原因となってしまうことがあるので、直接MCTオイルを摂取するというのはNGです。ブラックコーヒーにMCTオイルを入れて飲んだり、ヨーグルトやサラダにかけて摂取するのが胃に負担をかけることなく摂取することができます。炒め物をするのだから、いつものサラダ油をMCTオイルに変えるというのはだめなの？と疑問に思いますが、実はMCTオイルは非常に火に弱い油なのです。サラダ油と違い、低温でも煙が出たり泡立ちが起こったりするので、MCTオイルを上げ油や炒め油で使用するのは非常に危険です。もしも炒め物にMCTオイルを使いたいと考えているのならば、仕上げに回しかけたりしてください。

ダイエット効果が期待できるMCTオイルですが、このオイルは「油」です。いくら身体に良い油だからと言っても、カロリーはふんだんに含まれています。と、いうことはMCTオイルを普段の食生活に加えるということは、その分一日の摂取カロリーが増えることになります。一日の摂取カロリーが増えるということは、MCTオイル分のカロリーを増やす運動をするか、もしくはその分のカロリーを減らした食事にしなければ逆に太ってしまいます。

ちなみにMCTオイルのカロリーは10ｇで90カロリーになりますので、もしも一日30ｇのMCTオイルを摂取したのならば270カロリー分の運動をするか、食事を減らすことをしなければいけないということになります。また、MCTオイルの効果を存分に発揮するために、炭水化物の摂取は普段よりも控えることが重要です。なぜ炭水化物の摂取を普段よりも控えなくてはいけないのかについては次の項目で詳しく解説します。

基本的にはMCTオイルは身体に良い、ダイエットに効果的だと言われていますが、きちんとした使い方をしないと腹痛の原因になったり、ダイエットどころか太ってしまう原因になってしまうこともあります、MCTオイルを利用したダイエットを始めるのならば基本的な使い方を理解してから始めることをおすすめします。

カロリー制限をしてMCTオイルを利用

MCTオイルを摂取したらカロリーって制限しなくちゃいけないの？どんなふうにカロリーを制限すればいいの？MCTオイルを利用するのならばどれくらいのカロリー制限をするのか？どのような方法でカロリーを制限すればいいのか知っておきたい部分です。

MCTオイルを利用するのならば「カロリー制限をして利用しないと太ってしまう可能性が高い」です。MCTオイルを利用するからカロリー制限をするというよりは、カロリー制限をするからMCTオイルを利用することができるという考えにすることが重要です。

まずMCTオイルのカロリーについて説明しましょう。さきほども解説したように、MCTオイルは10ｇで約90カロリーあります。一日の摂取量を30gだとするとMCTオイルだけで約270カロリーにもなってしまうのです。普段の食生活や運動量を見直さずに毎日270カロリーをプラスしていったら、最終的には太ってしまうということは単純に考えてもわかりますよね。1キロ体重が増えるためには約7000カロリーが必要とされていますが、270カロリーを毎日プラスで摂取していったとしたなら1か月後には1キロ増加は間違いないということになります。

ダイエットのためにMCTオイルを利用したのに、太ってしまうなんてことは絶対に避けたいところですよね。ですから、カロリーを制限したうえでMCTオイルを利用するのが重要だということになるのです。特に脂肪の餌となる炭水化物を減らしてカロリーを制限するとMCTオイルの効果出る可能性が高いです。

では実際にどのようにカロリーを制限していけばいいのでしょうか？運動や食事の見直しはもちろんですが、時間ない人が270カロリーを消費する運動をするとなると難しいですよね。では食事面ではどうでしょうか？270カロリーの食べ物と言ったらご飯一膳（約160ｇ）や麻婆豆腐200ｇなど、270カロリーって意外とお腹にたまる食事量ということが分かります。その分を減らしていかなくてはいけないということになるので、最初のうちは物足りなくて辛い状態が続いてしまう可能性もあります。

食事でカロリー制限をするにあたって、どの食品を削ればよいかも重要なポイントになっています。MCTオイルは摂取することでケトン体を作り脂肪燃焼がしやすい身体を作ります。脂肪を作るためにどのような食品が一番働きをかけるかというと、「炭水化物」です。炭水化物をたくさん摂取してしまうとブドウ糖が体内でたくさん作られ、肝臓や筋肉に運ばれます。運びきれなかったブドウ糖は脂肪にどんどん吸収されるので、せっかくMCTオイルを飲んで脂肪燃焼をしやすい身体になっているのに、炭水化物を摂取して脂肪の元となるブドウ糖を体内でどんどん作っていたのではMCTオイルの効果が全く出ません。と、いうことは、カロリー制限をするのだったら、炭水化物を減らすのが一番効果的と言えるのです。

カロリー制限してMCTオイルを利用したダイエットは口コミでも多数の人が「緩やかだけど体重が減った」という声が上がっています。カロリー制限をして、MCTオイルの摂取量を守ることでダイエット効果が期待できますので、MCTオイルを利用する前に、まずは普段の食事の見直し、できれば炭水化物を削ってのカロリー制限を意識することが重要になりますよ。

ケトジェニックの補助食品としてMCTオイル

ケトジェニックの補助食品としてMCTオイルを利用するのはなぜ？MCTオイルがなぜ良いの？ケトジェニックダイエットをしている人がなぜMCTオイルを補助食品としているのか疑問ですよね。

糖質をセーブするだけの食べるダイエットとして注目されているケトジェニックダイエットにはMCTオイルが補助食品として非常にマッチしている食品なのです。

まずはケトジェニックダイエットについて軽く説明しましょう。ケトジェニックダイエットとは食べるダイエットとして注目されているダイエットです。食べるダイエットなら、なんでも食べてもいいの？と思ったらそうではありません。糖質をセーブしてタンパク質、食物繊維とミネラルを、通常よりもかなり多く摂るのが特徴になります。

このケトジェニックダイエットの目的は、食事を食べながらも脂肪を燃焼しやすい身体を作ることです。食事を食べているのになぜ脂肪を燃やすことができるのでしょうか？ポイントは糖質をセーブしているからです。糖質をセーブすることで体内はケトン体を作り出す働きをします。そのため脂肪が燃焼しやすい身体になるということなのです。ケトジェニックダイエットは糖質をセーブしているので身体の中はブドウ糖が少ない状態になっています。その身体にMCTオイルを摂取したのならば、さらに脂肪燃焼の効果が発揮することができるということで、ケトジェニックダイエットの補助食品としてMCTオイルが注目されているのです。

ただし、いくらケトジェニックダイエットでMCTオイルを飲んでいるから大丈夫。という考えではいけません。ケトジェニックダイエットも糖質は制限しているものの、タンパク質、食物繊維とミネラルは通常よりもかなり多く摂っているので、それなりのカロリーは摂取しています。MCTオイルを補助食品として取り入れるのならば、オイルのカロリー分もきちんと減らした食事にすることでダイエットが成功する可能性が高いです。

MCTオイルを利用したダイエット方法を解説まとめ

MCTオイルを利用したダイエット方法を解説まとめは以下になります。

・MCTオイル一日の摂取量が決まっていて基本的に飲み物やヨーグルト、サラダにかけて食べたりする
・カロリー制限、特に炭水化物の制限を意識してMCTオイルを利用する
・ケトジェニックダイエットはMCTオイルの効果が出やすい

MCTオイルは、ただ飲めばいいだけのオイルではありません、一日の摂取量は決まっており、直接飲むのは身体に負担をかけてしまうことがあります。揚げ油や炒め油には適していないので、基本的には飲み物に混ぜたり、ヨーグルトやサラダにかけて摂取します。

また、MCTオイルはカロリーが豊富なので、オイルを摂取した分、普段の食事を見直してカロリーを減らすことをしなければいけません。普段の食事をに直さず、ただMCTオイルを摂取するという方法だと、ただのカロリーオーバーになってしまうので、逆に太ってしまうということになりますので注意しましょう。

糖質をセーブするダイエット方法のケトジェニックダイエットの補助食品としても注目されていて、きちんとした容量と、きちんとした食事を摂取することでダイエットの効果が期待できます。逆にきちんとした容量や方法を知らないとダイエットではなく、ただただ太ってしまうということになってしまうので、まずはMCTオイルの基本的な使い方を理解するということが非常に重要です。