MCTオイルで胃痛や吐き気などの副作用はあるのか徹底調査

「MCTオイルを摂取したら胃痛や吐き気の症状が出てしまった。なぜ?」

健康やダイエットに効果的だと言われるMCTオイルを飲んだら、なぜか胃痛が起きてしまったり気持ち悪くなってしまったという経験はありませんか?

MCTオイルを摂取して胃痛や吐き気の症状が出てしまうということは珍しいことではなく、意外と多くの人が経験している症状なのです。

普段の生活にMCTオイルをつけ足しただけなのになぜそんな症状が出るのか不思議ですよね。これはMCTオイルに含まれる成分や、あなたの摂取方法が関係している可能性が高いです。

このページでは、MCTオイルでなぜ胃痛や吐き気を起こしてしまうのか?副作用を出さない摂取方法について解説します。

【—このページの目次—】
1.MCTオイルで胃痛や吐き気を起こすのはなぜ?
2.MCTオイルの副作用が出ない摂取方法

MCTオイルで胃痛や吐き気を起こすのはなぜ?

MCTオイルで胃が痛い・・・気持ち悪くなってしまった・・・MCTオイルを摂取して胃痛や吐き気という症状が出てしまった場合、自分の身体に何か変なことが起きたのでは?と心配になってしまいます。

MCTオイルを摂取して胃が痛くなってしまったり、気持ち悪くなってしまった場合、MCTオイルの成分で身体が驚いてしまったり、もしくは摂取方法が間違っているために、胃痛や吐き気などの症状が出た可能性が高いです。

MCTオイルは私たちが普段口にしているサラダ油とは成分が異なり、「中鎖脂肪酸」です。「中鎖脂肪酸」は摂取すると直接肝臓に取り込まれます。肝臓に取り込まれたMCTオイルはケトン体に変わり脂肪を燃焼しやすい身体にします。ここまで聞くと脂肪燃焼がしやすい身体になっただけでしょ?それでなぜ胃痛や吐き気が起こるのか疑問ですよね?

MCTオイルを摂取して肝臓で作られる「ケトン体」が体内で過剰に増えてしまったがために、胃痛や吐き気を起こしてしまうのです。体内にケトン体が過剰に増えてしまうと「ケトアシドーシス」という状態になってしまいます。「ケトアシドーシス」になってしまうと血液中のケトン体が増えすぎて血液が酸性状態になります。このような状態になってしまうと吐き気や気持ち悪さなどの症状が出てしまうのです。

ただし、この症状は基本的にはMCTオイルを多量に摂取しなければ起きることはほとんどありません。摂取量を守っているのならば、急激にケトン体が増えるなんてことはありません。もし、あなたが胃痛や吐き気などの症状を感じたのならば、摂取方法や摂取量が間違っている可能性があります。

もしもあなたがMCTオイルを飲み物にも混ぜず、食品にも混ぜず直接摂取しているのならば、胃に大きな負担をかけている可能性があります。普通に考えても油を直接摂取するというのは身体に悪いことだというのはわかりますよね?空腹時に直接MCTオイルを摂取してしまうと、胃がびっくりしてしまい、胃痛を起こしてしまうのです。

MCTオイルの摂取量はどうですか?効果を早く出したいからと言って、多めに摂取しているということはありませんか?MCTオイルを多く摂取してしまうと腸がMCTオイルを分解することができなくなります。分解できず腸に残ったMCTオイルはどうなるのでしょうか?腸は残っているMCTオイルが余計なものだと認識して体外に出そうという働きをします。そのため、急激な胃痛、腹痛、下痢、吐き気などを引き起こしてしまうのです。

あなたがMCTオイルを摂取して胃痛や吐き気などの症状が出てしまったのならば、まずは自分の摂取方法と摂取量が合っているかを見直すことが必要です。摂取量が合っていたとしても、あなたの身体にはその量が合っていないということになりますので、摂取量を減らすということも視野に置くことも必要ですよ。

MCTオイルの副作用が出ない摂取方法

MCTオイルを摂取したいけれど副作用が怖い。副作用が出にくい摂取方法あるのかな。MCTオイルは摂取方法によっては副作用が出てしまうので、副作用が出ないようにMCTオイルを身体に取り入れたいですよね。

MCTオイルの副作用が出ない摂取方法は以下になります。
・一日の摂取量、一回の摂取量は絶対に守る
・MCTオイルは直接飲まないこと

一見、そんな基本的なことと思いますが、意外と守れていない人が多かったり、摂取方法が間違っている人が多いのです。まずは、摂取量について解説していきましょう。

・一日の摂取量、一回の摂取量は絶対に守る

何度かお伝えしたように、MCTオイルの一日の摂取量は30~100g。一回の摂取量は10gです。身体の大きさや基礎代謝によって摂取量は変わりますが、基本的にはこれくらいの摂取量です。

一日で30~100g摂取すればいいんでしょ?何度も摂取するの面倒だから30gを3回に分けて飲もう。という方法で摂取する人が意外にも多いのです。一回で30gと言ったら大匙2.5です。MCTオイルの一回の摂取量は10gと言われていて小さじ1~2杯程度です。ですが、その3倍の30gを一度に摂取してしまったら身体にどのような変化が起きるのでしょうか?

先ほどもお伝えしたように、大量にMCTオイルを摂取すると腸がMCTオイルを分解することができません。腸は残ったオイルを体外に出そうとする働きをします。そのため胃痛、吐き気、最後には下痢という症状が起こります。また、大量にMCTオイルを摂取してしまうと、わかりやすく言うと「下剤」と同じ働きをしてしまいます。下剤は飲み方によっては胃痛、吐き気などの副作用が出ますので、下剤と全く同じような状態になってしまうのです。

一日の摂取量は守っていたとしても、「一回の摂取量」が間違っている可能性があるので、あなたの摂取量が間違っていないかを一度見直してみることが必要です。合っているのならばあなたの身体は今の摂取量よりも少なめのオイルが良いと身体が訴えているので、摂取量を減らしてみることで副作用がなくなる可能性が高いです。

・MCTオイルは直接飲まないこと

あなたはMCTオイルをどのような方法で摂取していますか?飲み物に入れていますか?それともサラダにかけて食べていますか?もしも直接摂取しているというのならば、そのせいで胃痛や吐き気が起こっている可能性が高いです。

特に胃腸が弱い人に起こりやすいのですが、直接MCTオイルを摂取してしまうと、身体は入ってきたMCTオイルを一生懸命吸収しようとします。飲み物やサラダと一緒に摂取したのならば、それらも一緒に吸収しようとしますが、MCTオイルだけを摂取したのならばMCTオイルのみ吸収しますよね?これが胃腸に大きな負担をかけてしまっているのです。

飲み物に混ぜて飲んでいる方は、どのようにして飲んでますか?例えばコーヒーにMCTオイルを入れて飲んでいる場合、オイルを入れた後、どのようにかき混ぜているでしょうか?マドラーなどでクルクルっと簡単に混ぜて飲んでいるわけではありませんか?

油は水と分解しやすいので、なかなかちゃんと混ざってくれないんですよね。きちんと混ざっていない状態で飲んでしまうと、結局MCTオイルを直接飲んでいる状態とほぼ変わらなくなってしまいます。できればミキサーやシェイカーなどで混ぜたいところですが、そんなの毎回やってられませんよね?それならば、飲むたびにスプーンで混ぜることをおすすめします。飲んでスプーンでかき混ぜて・・・一見面倒かもしれませんが、胃の負担のことを考えたら、お手軽で一番簡単な方法かと思います。

せっかく健康やダイエットを目的としてMCTオイルを摂取するのであれば、副作用人は悩まされたくはないですよね。きちんとした摂取量と摂取方法を守ることで副作用が出にくく、健康維持やダイエットの効果を得ることができるでしょう。

MCTオイルで胃痛 吐き気のまとめ

MCTオイルで胃痛や吐き気などの副作用はあるのか徹底調査のまとめは以下になります。

・MCTオイルで胃痛や吐き気を起こすのはオイルの成分や摂取方法が間違っている可能性
・MCTオイルで副作用が出ないためには摂取量と摂取方法の見直しが必要

MCTオイルを摂取して胃痛や吐き気を起こしてしまうのは、MCTオイルに含まれる成分によって、そのような症状が起きてしまう可能性があります。普段の油とは成分が異なっているため、身体がびっくりしてしまうのです。ですがこの症状は初期には起こりやすいですが、身体が慣れてくるとそのような症状は治まります。

それでも治らなかったら、摂取量が多かったり、摂取方法が間違っている可能性があります。もし、胃痛や吐き気が治まらない場合は、摂取量と摂取方法を見直すことが必要です。見直すことで副作用は治まり、健康的な身体作りやダイエットの効果が出る可能性が高いでしょう。

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