「エリスリトールとキシリトールって何が違うの?」
エリスリトールとキシリトールは両方ともカロリーゼロの甘味料です。2つともカロリーゼロとなると、どのような違いがあるのか?どちらを使ったほうが良いのか気になりますよね。
エリスリトールとキシリトールは2つとも砂糖の代用として使うことができるカロリーゼロの甘味料です。どちらが良いのかはあなたの好みの問題になります。
エリスリトールとキシリトール2つの甘味料に共通するのは「カロリーゼロ・さっぱりとした甘さ」です。大きな違いと言ったら、成分や甘味度、価格になりますので、あなたが何を重視して選ぶかがポイントになります。
このページではエリスリトールとキシリトールの違いや、どちらが良いのか?どちらが糖質をカットできるのか?について解説します。
【—このページの目次—】
1.エリスリトールとキシリトールは何が違うのか?
2.エリスリトールとキシリトールどっちが良い?
3.エリスリトールとキシリトールどちらが糖質をカットできるのか?
エリスリトールとキシリトールは何が違うのか?
エリスリトールとキシリトールって同じじゃないの?何が違うの?両方ともカロリーゼロの甘味料なので違いなんてないのではないか?と思ったことはありませんか?
エリスリトールとキシリトールの違いは以下になります。
・エリスリトールとキシリトールは成分が違う
・キシリトールのほうが甘さを感じやすい
・エリスリトールよりもキシリトールのほうが価格が高い
・エリスリトールとキシリトールは成分が違う
エリスリトールの原料は発酵食品に含まれるブドウ糖で、ブドウ糖に酵母を用いて発酵し作られています。一方のキシリトールの成分はトウモロコシの芯や白樺を原料としています。両方とも糖アルコールでカロリーゼロの甘味料です。
・キシリトールのほうが甘さを感じやすい
エリスリトールとキシリトールは同じカロリーゼロの甘味料なのですが、キシリトールのほうが甘さを感じやすいです。エリスリトールの甘さは砂糖の70%~80%程度ですが、キシリトールは砂糖の甘さとほとんど変わらない100%の甘味度を持っています。このため、多くの人がエリスリトールよりもキシリトールのほうが甘さを感じるという人が多いのです。
・エリスリトールよりもキシリトールのほうが価格が高い
エリスリトールとキシリトールは価格が大きく違います。エリスリトールは1キロ約1000円で購入することができます。それに比べキシリトールは1キロ約3000円です。同じカロリーゼロの甘味料なのに3倍もの値段の差があるのです。キシリトールは固まりにくくエリスリトールと比べると手間がかかってしまうため、価格が高くなってしまうのです。
エリスリトールとキシリトールは成分が違うものの、両方ともカロリーゼロの甘味料なので糖質をカットしたいと考えている人にはお勧めの甘味料です。ただ、同じカロリーゼロの甘味料でありながら、甘さの違い、価格の違いがあります。味は両方ともさっぱりとした甘さなので、甘いものが好きな人はキシリトール、甘さはあまり求めない人はエリスリトールをおすすめします。
エリスリトールとキシリトールどっちが良い?
エリスリトールとキシリトール、両方とも糖質をカットできるけど、実際どちらがいいの?同じ糖質カットの甘味料なら、より良い方を選びたいですよね?エリスリトールとキシリトールどちらが良いのでしょうか?
エリスリトールとキシリトールの大きな違いは甘さと価格です。あなたが料理や飲み物にどれだけの甘さを求めるのか?砂糖の代用品としてどれだけのコストをかけることができるのかによって、エリスリトールとキシリトールどちらが良いのかが変わります。
エリスリトールとキシリトールは「さっぱりとした甘さ」は共通しているものの、甘味度が大きく違います。エリスリトールは砂糖の70%~80%程度の甘さと比べて、キシリトールは100%の甘さです。砂糖と甘さが変わらないのです。ですから料理や飲み物に使って砂糖と変わらない甘さを楽しめるのはキシリトールになります。エリスリトールはどうしても甘さが物足りないと感じてしまいます。
砂糖と変わらない甘さを感じることができるのだから、キシリトールのほうが良いではないか?と思いますよね?キシリトールは甘さは抜群ですが、大量に摂取すると副作用で腹痛や下痢を引き起こしてしまう可能性があります。実際ガムのキシリトールの注意書きにも「食べ過ぎるとお腹が緩くなる可能性があります」というようなことも書かれています。ですから、飲み物などに少量入れたりなどはいいですが、例えば煮物などで使う場合、大量にキシリトールを投入してしまうと副作用が起こってしまう可能性があるのです。逆に、エリスリトールはカロリーゼロの甘味料の中では腹痛や下痢が起きにくいので料理などで多めに使っても安心です。ですから、料理に大量に使いたいと考えているのなら、エリスリトールのほうが向いています。
価格も大きく違うので、価格が安くて料理に大量に使いたいという人はエリスリトール。価格は少し高くてもいいから、飲み物だけでも糖質カットして甘さも楽しみたいという人はキシリトールがおすすめです。
エリスリトールとキシリトールどちらが糖質をカットできるのか?
エリスリトールとキシリトールはどっちが糖質をカットできるの?両方ともカロリーゼロの甘味料ですが、実際に糖質をカットするのはエリスリトールとキシリトールどちらなのか気になりますよね。
エリスリトールとキシリトール、両方とも糖質をカットすることができるカロリーゼロの甘味料です。
エリスリトールとキシリトール両方とも糖質はカットできるものの、血糖値の上昇には違いが出ます。エリスリトールは摂取後、血糖値が上昇することがありません。これは厚生労働省もお墨付きの結果なので確実と言えます。一方のキシリトールは摂取後に緩やかではありますが、血糖値が上がります。糖質を食べたときの上昇と比べるとだいぶ抑えることができますが、緩やかといえども血糖値が上昇するのは確かです。
血糖値が上がるということは、インシュリンが分泌され、最後にはブドウ糖が脂肪細胞に変わります。キシリトールを摂取し続けると結局は脂肪になってしまう可能性もあるということになるのです。ただし、キシリトールで脂肪になるということは、一日中キシリトールを舐めていたり、キシリトールのガムを食べていたりという過度な摂取によってです。普通はそのような過度な摂取はしないと思うので、よっぽどのことがない限りキシリトールで太ってしまうなんてことはありませんから安心してください。
ただし、同じカロリーゼロの甘味料でも、エリスリトールは血糖値を上昇させない、キシリトールは緩やかだけど血糖値の上昇があります。両方とも糖質をカットできますが、ダイエットや健康に向いているのは個人的にはエリスリトールなのではないかと思います。血糖値の上昇も防ぎたいと考えているのならば、エリスリトールを選ぶのが無難ですね。
エリスリトールとキシリトール徹底調査 まとめ
エリスリトールとキシリトールは何が違う?2つの違いを徹底調査のまとめは以下になります。
・エリスリトールとキシリトールは原料、甘さ、価格の違いがある
・エリスリトールとキシリトールは甘さや作る料理によって好みが分かれる
・エリスリトールとキシリトールどちらとも糖質をカットすることができる
エリスリトールの原料は発酵食品に含まれるブドウ糖で、キシリトールの原料はトウモロコシの芯や白樺です。キシリトールのほうが甘味が強く、甘さは砂糖と変わりません。一方エリスリトールは砂糖の70~80%の甘味なので甘いものが好きな人にとっては少し物足りない甘さになります。エリスリトールとキシリトールは、価格も大きく違います。エリスリトールは1キロ約1000円、キシリトールは1キロ約3000円で3倍の差があります。
価格や甘さに差があるものの、両方とも糖質をカットしてくれるゼロカロリーの甘味料です。日常の飲み物や料理に砂糖の代わりに使って糖質をカットしたいですよね。ですが、キシリトールは大量に摂取すると腹痛などの副作用を起こしてしまう可能性があるので、大量にキシリトールを使うような料理には不向きです。飲み物だけ糖質をカットしながら甘さも楽しみたいという人に向いています。
また、エリスリトールは摂取後、血糖値の上昇はありませんが、キシリトールは緩やかですが血糖値の上昇があります。ゼロカロリーの甘味料でダイエットをしたい、健康的な身体作りをしたいと考えているのならば、エリスリトールのほうがおすすめです。